いい絵

「いい絵ってのはね、作家の気持ちが伝わってくるものだ。代表的なものを挙げるとゴッホのひまわりとか。あれはいい、あんな力強い黄色は見た事が無い、ゴッホって人の筆に込める熱みたいなものがあの色となって表れているように見える。だから名作なんだ。僕は素人だけど、魂の何%かを込められるような絵を描きたい。出来れば死ぬまでに1枚でいいから描いてみたい。」

何かの間違いで情熱大陸とかのドキュメントに出る事になったら自信満々の顔でこうコメントしようと思う今日この頃。

砂漠

この前ふと砂漠に行ってみたいなーと思ったから近所の砂場に行ってたたずんでみたんだけどアレだね、全然違うね。
あ、当たり前だと笑ってる人がいるかも知れないから言っておくけど、コレが巷で噂の「考えるよりも前にまず行動してみろや!」って事だから。
机上の空論で人に話してもやっぱりどこかリアルじゃないし信憑性に欠ける。

だから僕はこれで胸を張って人に言える。

「砂漠と砂場は全く次元の違う世界だ!」って。
「自分が肌で感じた事なんだから信憑性に欠ける事も無い!」って。

でもまぁ、結局砂漠の方に行った事が無いから大きな声では言えないんだけどね。

「好きな女性のタイプは?」って訊かれた時に質問者を困らせる

【「好きな女性のタイプは?」って訊かれた時に質問者を困らせる回答】

「時は金なり」と「敵は本能寺にあり」がごっちゃになって「敵は金閣寺なり!」って叫んで銀閣寺に行くような人

イヤホンが一つだけしかないラジオを持って「これのステレオ下さいよ!」って怒鳴り込むも店員に「これはステレオとかそういうのじゃないんですよ」の一言で納得し、茶道に目覚めるような人

馬に乗っている時に車を想像し、車に乗っている時に飛行機を想像し、飛行機に乗っている時にスペースシャトルを想像し、スペースシャトルに乗っている時に馬を思い出して泣くような人

パワーアップの繰り返しで明らかに体がボロボロになっているのにも関わらず「こんなの大した事ないわ」って観音菩薩みたいな表情で笑いながら今日もパワーアップして行くような人

ラブラブなカップルを見て触発され、恋愛映画を借りに行くも何故かロッキー5やネバーエンディングストーリー3といった「最初はよかったけど続編になるにつれ微妙になっていくよね」みたいなシリーズ物を借りてしまい何重にも違う意味で号泣するような人

「サッカーで一番好きなシーンはPK戦!」と答えるが誰にも共感を得られなかった為、渋々始めたブラジリアン柔術で初日から師範代のプライドを破壊するような寝技を披露するツインテールのブリっ子

与謝野晶子

この前「与謝野晶子に似てるねー」って言われてる女子が複雑な顔してるのを見た。

その子の気持ち分かるなー。
いや、だって与謝野晶子だよ、似てるって言う方もどうかしてるけど、似てるって言われた方からしてみればこんなに難しいリアクションの取り方ったらないよ。

で、結局その子何て言ったと思う?

「声ガラガラしてるトコあるからねー」

だって。

それは、与謝野馨だろ。

スプリット

ボーリングで端っこと端っこのピンが残っちゃって「うーん」みたいな状況あるよね。

でも、実はその状況ってもしもその二本取った時に英雄になれるチャンスなんだよね。

だからボーリングとかで「あーちくしょうスプリットだよ!」とか言って適当に投げちゃう人はダメ、正解は「よし、スプリット来た」って小さい声で呟いてそれを静かに倒す、倒せなかった時は死ぬ程悔しがる、なんなら泣く、泣いて地面をガンガン殴る。
そうすると人は「あーあの人ストライクより倒すのが難しいスプリットに対してあんなに真剣に取り組んでたんだ」ってなるはず。

めちゃめちゃカッコイイでしょう、コレ。

これが僕なりのピンチはチャンスって言葉の解釈。

ピースサイン

最近の写真撮られる時のお気に入りポーズは野球の「タイム!」というサインと目を瞑ってする合掌。

天の邪鬼だからピースサインだけは絶対にしない。

でも、もしも「もー、ピースサインしなさいよ!」って言って無理矢理手をピースの形にしてくるようなタッチの南ちゃんみたいな女の子がいたら「ヘイヘイ」って言って嫌々すると思う。実はちょっと嬉しかったりするのに面倒臭い顔してすると思う。

話は変わるけど、鳩って平和の象徴とか呼ばれているくせにポーズがないよね。
鶴とか狐はあるのに。

怖い話

この前職場の人に「怖い話聞きます?」って言われたから「あ、はい」ってすぐ答えたら「あー、もしかしてこの話知ってるかもしれないけど・・」とか言い出したので「どういう話ですか?」って訊き返したら「それ言っちゃうとわかっちゃうんだよねー」って言われたので「じゃあもう始めて下さいよ、知ってても途中で止めたりしませんから」って言ったら「いやいや、そんな情けを掛けて貰ってまで話す話じゃないから」と、とにかく話が始まらない。イライラして来た僕は「じゃあそろそろ行っていいですか?」と不機嫌そうに言うと「ごめんね、怒ってるの?」と聞いて来たので「いや怒っては無いですよ」と少し笑った顔で答えると「あー良かった!うん!じゃあ仕事頑張ろっか!」って言うので「そうですね」と答えて午後が始まった。

何この怖い話。